ハングル検定試験とTOPIKの違いについて。
こんばんは。
ハピポジです。
本日はハングル能力検定試験とTOPIKについてお伝えします。
正直、10年前の勉強時点ではハングル能力検定試験しか知りませんでした。
今回TOPIKの存在も知り、練習問題も解いてみたので、二つの試験の違いも含めて紹介していきたいと思います。
先に大きな違いを説明すると、主催が’韓国’か’日本’という違いがあります。
ハングル能力試験とは
ハングル能力検定試験(ハン検)は日本で作成され、日本のみで行われている試験です。
公式HP:ハングル能力検定協会 |
実際にHP掲載の’協会のあいさつ’にもある通り、日本人のハングル習得を目的としており、問題文も日本語となります。
特に5級については、かなり易しくできており、初心者の方にも取り組みやすいレベル感かと思います。
問題内容としては、文法が多いです。
また、発音を問うものもあり、普段から雰囲気で話す私にとっては難しいものでした。
後にTOPIKについても紹介しますが、TOPIKと比べると、かなり固い内容となります。
こんな細かいこと気にしなくていいのに~と言いたくなるような発音問題であったり、
実用性とは少し離れた印象でした。
ざっくり読んで把握するよりも、パッチムの変化のような細かい文法問題まで突っ込んで聞いてきます。ほんと、現地韓国人でもこんな表現使わないだろ!と突っ込みたくなるほど、難しい表現問題も。
2級以上については、現地韓国人でも難易度は高いと思います。
TOPIKとは
公式HP:韓国語能力試験 | 韓国教育財団
TOPIKとはTest of Proficiency in Koreanの略です。日本語ですと、韓国語能力試験です。
上のハン検と非常に名前が似ていますが、中身は異なり、求める習得像も大きく異なっております。
下記、試験概要です。
「韓国語能力試験は、大韓民国政府(教育省)が認定・実施する唯一の韓国語(ハングル)試験です。韓国語(ハングル)の教育評価を標準化し、韓国語(ハングル)学習者に学習方法を提示するとともに、韓国語(ハングル)の普及や、試験結果の学習・留学・就職等への活用などを目的に、世界70カ国以上で一斉に実施されています。韓国教育財団は、日本地域での試験実施を主管しています」
概要の通り、こちらは韓国で作られる、韓国政府が認める唯一の試験です。
世界共通のものであって、設問含めすべてがハングルで書かれております。
ハン検が日本語の問題文で、日本人に特化しているのに対して、
TOPIKについてはハングルの問題文、全世界共通ということで、国外で評価されるのは、こちらのTOPIKとなります。
内容としても、実用的な内容となっており、韓国語を実際に使用することを想定された問題です。留学、就職において、何かしら資格を取得したいとお考えの方は、迷わずTOPIKを選ぶべきかと思います。
正直なところ、ハン検のような細かい発音問題(←練習問題で間違えたから恨んでいる)なんて不要じゃないですか。
雰囲気で、なんとなーく話せていたらいいんじゃないですか。
ハン検とTOPIKの違いまとめ
つらつらと、それぞれの説明をしてきましたが、改めて二つの試験の違いをお伝えします。
1.主催国が違う。
ハン検:日本
TOPIK:韓国
2.設問の言語が異なる。
ハン検:日本語
TOPIK:韓国語
3.実用性が異なる。
ハン検:文法メイン。細かい点を追及してくる。
TOPIK:文章把握メイン。ざっくり読んで把握する力。
4.国内外での評価。
ハン検:日本のみ
TOPIK:全世界共通
です。
この記事を読んでお気づきになった方もいるかと思いますが、この構図ってまさに英検とTOEICみたいですよね。
小学校~高校までは英検がメインでしたが、大学に入ってみるととたんにTOEICを受けるみたいな。
留学、就職においても、いまやTOEICの点数をみられますよね。
ちなみに試験内容についても、TOPIKはTOEICを同じスコア性です。
みんな同じ試験をといて、点数によって、合格級がかわってきます。
そして、この記事を書きながら、実際に練習問題も解いてみました!
次回はその結果をお伝えします。
(とりあえずハン検の2級解いたけど難しー!準2級から難易度あがりすぎ!)
宜しくお願いします。